- Q. 現在の仕事内容を教えてください。
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					私は現在、工業製品の営業として、「コンポーズテンションメンバー」という光通信ケーブルなどに使われる製品の販売などを担当しています。
 既存のお客様から今後の需要や次期製品への要望といった情報を収集し、それを研究所へフィードバックして次の製品開発につなげる役割を担っています。
 研究開発型企業として、お客様の技術・開発部門と連携し、次の社会に必要な製品の種を見つけることが重要だと考えています。
 
 
		
		
			
				- Q. 入社したきっかけは?
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					就職活動では、学生時代に培った有機合成の知識を活かせる研究開発職で、特に合成技術や樹脂を取り扱う企業を探していました。
 その中で当社に出会い、説明会や事前の調査を通じて、研究開発に非常に力を入れている会社だという印象を持ちました。それが入社の決め手になりました。
 そもそも有機合成に関心を持った背景には、中学生の頃から数学や化学に興味があったこと、そして高専の化学科に進学したことなどがあります。それ以来ずっと化学系の研究に携わっています。
 
 
		
			
				- Q. 入社してから「視野が広がった」「ワクワクした」などのエピソードはありますか?
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					入社以来所属していた研究所から、現在の営業部へ異動したことですね。
 
 研究職時代は1つのテーマを深く掘り下げるスペシャリストの道でしたが、営業職では全く異なる視点や広範囲な業務が求められます。お客様との打ち合わせでも、技術的な話だけでなく、数量や価格交渉といったビジネスの視点が必要となり、経験を重ねるごとに視野が広がっていると実感します。また、研究所で得た製造工程や開発の知識があるおかげで、お客様からの問い合わせに対して、製造の可否やコスト感をその場である程度想定して対応することができます。これまでの経験が活かされ、やりがいを感じるところですね。
 
 
		
			
				- Q. 「チャレンジした」「主体的に動いた」と思うことはありましたか?
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					研究所時代に、次世代通信規格に対応する新規材料を用いた製品開発に挑戦したことです。
 
 当社の既存製品とは異なる素材でしたが、市場のニーズの高まりと事業部からの相談を受け、自ら各社の材料を取り寄せて試行錯誤を繰り返しました。
 自ら目標を定めて特許出願書類を作成する過程や、新たな知見を社内に蓄積できたことは、私にとって大きなチャレンジであり貴重な経験だったと思います。
 
 
		
		
			
				- Q. チームワークが発揮されたと感じるエピソードを教えてください。
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					入社直後の製造現場での研修の際、現場の方々に安全面も含めて丁寧に教えていただいた経験が、現在の営業活動において製品知識のベースとして役立っています。
 
 また、少し業務とは離れますが、当社には野球部があり、私も岐阜の研究所にいた頃は所属していました。20代から50代まで幅広い年代の社員が所属しており、部署を超えた堅苦しくない交流が盛んです。こうした活動を通じて築いた関係性のおかげで、業務上でも他部署の方に気軽に相談や声掛けができており、円滑なチームワークにつながっていると感じます。
 
 
		
			
				- 🎤入社を検討されている方にメッセージをお願いします
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					当社は研究開発型企業として、新しい製品を生み出し社会に貢献することを目指しています。実験や研究に没頭したい方はもちろん、技術的な情報を収集し、製品と市場をつなぐ営業職を志す方にもぜひ来ていただきたいです。
 当社の製品は、スマートフォンなど身近な製品の中にも使われており、社会貢献を実感できる機会があります。また、中堅規模だからこそ相談がしやすく、部署を超えて自社製品について知る機会も多いため、特定の分野に閉じこもることなく、視野を広げながら様々な経験を積むことができる環境です。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
 
 
		先輩の声